JALやANAなど在来会社国内線のメリット

飛行機予約・・どこが1番安くて安心?

2018年06月12日 13時40分


先日ネット検索していると格安航空券の予約をするためには、
LCCが含まれていないサイトは意味がないので
除外しなければならないという記事を見ました。
はたして本当でしょうか?
答えはNOです。
なぜなら国内線に関してはまだまだLCCが運航していない路線の方が多いからです。
それならLCCが飛んでいる路線に関しては、
本当にLCCを含んだサイトの方が安いのでしょうか?
これも答えもNOです。
なぜならLCCが飛んでいても便数が少ない為、
満席の場合や、既に安い割引が残っていない場合も多々あるからです。
それに今ではJALのウルトラ先得、ANAの旅割、SKYのいま得など
LCCに対抗できる価格を各社出しています。
また、安心という意味では、天候やその他の条件で飛行機が欠航になった時は、
LCCだと自社便への振替しかできませんので、
最悪当日中に出発できない可能性もあります。
もちろん宿泊費などの補償もまったくありません。
その点JALやANAはお互いに振替ができるシステムになっていますし、
便数も多いので安心です。
それでは、どこのサイトが1番安くて安心なのかを、先日ネットで見た記事に
掲載されていたサイトを転用させていただき比べて見たいと思います。
(サイトが稼働していないものや国際線しか扱っていない会社があったので、
それは省かせてもらいます)
まずLCCを扱っていない会社もあるので、殆ど全ての会社が扱っている
株主優待割引(会社によって違う名称になっています)の価格を比べてみます。
(5月中旬の羽田→福岡)
 
LCCを含まないサイト
格安航空券センター     28,940円
ベスト格安航空券      28,940円              
エアートーヨー                 27,000円
魔法のじゅうたん      26,790円
格安航空券モール      28,940円(表示料金と請求料金が違う)
格安航空券.com       29,840円
etour             29,127円(表示料金と請求料金が違う)
skyticket                           30,220円(表示料金と請求料金が違う)
DeNA TRAVEL(スカイゲート)29,830円
楽天トラベル        設定なし(航空会社のHPに接続)
Yahooトラベル       設定なし(航空会社のHPに接続)


LCCを含むサイト
空旅.com          27,993円(表示料金と請求料金が違う)
大黒屋トラベル        26,640円
e旅チケット        パッケージツアー専門店
さくらトラベル       26,820円
Travel.jp          比較サイトのため除外
Airs Gate           29,240円(表示料金と請求料金が違う)
e航空券          27,993円(表示料金と請求料金が違う)
Air town          28,840円
航空券.NET        比較サイトのため除外


 
※各社の価格を調べて判明した事ですが、サイトによってはお客様への表示価格は安く見せ、
予約を取っていく過程で手数料としていつの間にか
上乗せされている会社が運営するサイトが幾つかありました。
予約を取っている段階で手数料の上乗せがわかる会社はまだいいかもしれませんが、
なかには請求がきて初めて最初の表示価格と違っている事が判明した会社もありました。
一般の人はまさか代金が変わっているとは思わないので
そのまま支払いをしてしまうケースが多いのではないでしょうか。
 
 
料金の比較方法
 
日程が決まったら健全な運営をしているサイトを見比べて下さい。
表示価格と請求価格が違う会社は論外です。
株主優待割引の価格が全てではありませんが、比較するうえでの参考にはなります。
ただし株主優待割引は優待券の仕入により販売価格が変わりますので、
実際に飛行機予約をする時に比較してみて下さい。
上記に挙げた予約サイトの中ではエアートーヨー・魔法のじゅうたん・
大黒屋トラベル・さくらトラベルがほぼ同じような価格でしたので、
この4社を比較しておけばほぼ間違いないと思います。
更に飛行機予約サイトには表示できない団体料金などを取り扱っている会社も
ありますので、直接電話で問い合わせた方がいいですよ!
更に付け加えると、航空券販売というのは何万円を販売しても、
わずかの手数料しか貰えない商売です。
という事は広告宣伝費を惜しみなく使って比較サイトに掲載している会社の中には、
かなり無理をしている会社もあるはずです。
最近話題になりましたが「てるみくらぶ」も比較サイトの常連さんでした。
採算も取れないのに新聞広告をだして破産する間際までお客様を集めていました。
あきらかに計画倒産だといわれても言い逃れできないような事をやっていたと思います。
その他、比較サイトの常連さんで安売りをやっていた
「ここ旅」や「ゆう旅」もここ数年の間にあいつで倒産しています。
比較サイトで簡単に安い会社を選ぶのは危険です。
比較サイトの運営会社が掲載責任を問われて責任を取る事はありません。
お金さえ貰えれば、会社の経営状況など関係なしに、
掲載してしまうのが現状です。